歯石除去後に歯がしみる理由とは

毎日歯磨きをしているのに、歯石が溜まってしまうのは、体質的なものや歯並び、歯磨きの方法などの理由があります。

溜まってしまった歯石をそのままにしておくと、口臭の原因となるだけではなく、やがて歯が抜け落ちてしまう可能性もあります。
それを防ぐためには、定期的に歯石除去をする必要があります。
歯表面に付着している歯石については、市販されている道具などを使用して個人で取ることも出来ますが、歯ぐきの奥、歯周ポケットと呼ばれるところに付着している歯石は歯医者で取ってもらったほうが良いでしょう。
目安としては、半年に1回、最低でも1年に1回はメンテナンスをすることが自分の歯を長持ちさせるコツであると言えるでしょう(超音波スケーラー 家庭用)。

歯石の除去をした後に、痛みを感じるという場合があります。
この痛みは大きく2つに分けることが出来ます。
まず、冷たいものを食べたり飲んだりした時にしみるという場合です。
これは、歯石を取り除いたことにより、敏感な部分が露出したことが原因と考えられます。
通常は数日から数週間で改善します。
痛みが強く、歯磨きをすることも出来ないという場合には、痛みを抑えるような対応が必要になりますので、歯医者に相談するようにしましょう。
次に、歯ぐきが痛くなるという場合です。
歯ぐきの奥にあった歯石を取り除く際に歯ぐきを傷つけてしまったことが原因であると考えられます。
場合によっては感染症を引き起こす可能性があります。
いずれにしろ、痛みが強いという場合には歯医者に相談するようにしましょう(スリーウェイシリンジ)。