歯についての正しい知識
一般的な虫歯の治療方法ではダメ?
スポンサーリンク
日本の歯科治療では、短期間での再発を抑えるために、虫歯の周辺を大きく削る傾向があります。
虫歯の治療とは、歯の中で虫歯の菌が出す酸によって、侵食された部分を取り除くことです。
その取り除いた部分に詰め物をします。
しかし、どんなにきっちりと詰め物を被せても必ず歯と詰め物の間に10ミクロン(100分の1ミリ)ぐらいの隙間ができてしまいます(歯科 口腔内カメラ)。
虫歯の菌の侵入を防ぐことはできない
虫歯の原因菌は、1ミクロンぐらいの大きさです。
治療した歯の詰め物と歯の間には10ミクロンほどの隙間があります。
その隙間から進入して、隙間の中に新しい虫歯を作ります。
そして、せっかく治療した歯がまた虫歯になってしまい、
また治療を繰り返して、詰め物をします。
その繰り返しです。
そうすると、どんどん詰め物が大きくなって、
やがて歯が失われてしまう可能性があります。
一般的に、治療した歯の寿命は、40年ほどと言われています。
子供の頃に治療した歯は、40歳~50歳ぐらいで抜歯をしなければいけません。
つまり年を取って行くと最後には、入れ歯又はインプラントになってしまうということです(ハンドピース)。