新しい歯科用拡大ルーペ

歯科用拡大鏡(テレスコープ、ルーペ)は歯を拡大してみることができるメガネです。診療に用いることにより 診断能力が大幅に向上し、より精密な治療を行うことが出来るようになります。拡大鏡を使い始めて もう10年になります。先日、新しいものを購入し届きましたが 新しい歯科用拡大ルーペのセッティングが完了したため今日から使用を開始しました。

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3.6倍から4.5倍の倍率のアップですし、作業距離も同じですから、おおきく見え方が違わないだろうと思っていましたが、実際使ってみると 実際の倍率のアップ以上により細かいものまで見えるようになった感じがありました。高い精度を求められる治療に活躍しそうです。ただ、倍率が変わることにより 視野経が71ミリから56ミリになるため、たった15ミリ範囲が狭まっただけなのですが、違和感もありました。その違和感も 数人の患者さんに使っているうちに慣れてしまいましたが・・・。